ポリアンサスは西洋に自生するプリムラ・ベリムとプリムラ・ブルガリスの交配で作られた。18世紀には
多くの花色が登場しました。
明るい窓辺に置きます。置けない時は、晴天の時に戸外に出し日照不足を補う
本来は耐寒性があり2度位まで耐えますが、販売されている、開花株は保温状態で栽培されているので
耐寒性は弱く、戸外栽培では、根が伸びず生育が悪くなる
6〜9月の夏の間を涼しい日陰で越させることが出来れば、毎年花が咲きます。
●暖地では戸外で楽しむのが基本
ポリアンサもジュリアンも寒さには強く、0℃程度までなら戸外でもきれいに咲き続けます。
庭に植える場合も、鉢植えを置く場合も、日が十分に当たる場所を選びましょう。
また、冷たい風が吹くと花が傷つき、そこから傷んでくることがあるので、風の当たらない場所を選んでください。
鉢植えは移動が容易です。強い寒気がくるようなときには、霜の当たらない軒下などに取り込むとよいでしょう。
ときどき0℃以下になる地域の場合も、鉢植えにして、夜だけ霜の当たらない場所へ移せば、戸外で栽培することができます。
店頭に並ぶポリアンサやジュリアンの多くは、加温ハウス内で育成されています。これをいきなり戸外で栽培すると元気がなくなり、
枯死してしまう場合があります。苗を入手後10日間ほどは昼間だけ戸外の日だまりに置き、
夜間は暖房の入っていない室内へ取り込んで、徐々に寒さに慣らすことが大切です。
●水やりと追肥
鉢植えの場合は、鉢土の表面が乾いたら暖かい日の午前中にたっぷり水を与えます。
庭植えの場合も、乾燥が続くようなら、暖かい日の午前中に水やりします。
開花期間が長いので、庭植え、鉢植えともに、2週間に1回、三要素(チッ素、リン酸、カリ)が同率か、リン酸分の多い液体肥料を
水やり代わりに施します。
●花がら摘みで株の消耗を防ぐ
長い間花を楽しむためには、こまめな花がら摘みが欠かせません。花をつけたままにしておくと養分が使われて、
花の上がりが悪くなります。さらに、タネができると株が急激に老化します。
●室内で楽しむ場合
寒い地方では室内で育てますが、プリムラの仲間は日陰では花色が薄くなります。
窓辺など、できるだけ日当たりのよい場所に置きます。ただし、高温の場所では徒長したり、
花色が薄くなったりするので、20℃以下の場所に置きましょう。
また、葉にほこりがつくと、光合成ができにくくなり、植物の栄養状態が悪くなって葉が黄色くなることがあります。
定期的にやさしく葉をふいてください。水やりと追肥は、戸外で育てる場合に準じます。
夏越しに挑戦して翌年も花を咲かせる
秋や冬から開花しているポリアンサやジュリアンは、体力を使い果たし、春から初夏までの間に枯死してしまうことがよくあります。
また、近年の温暖化もその一因になっています。お気に入りのプリムラをなんとか夏越しさせて翌年もう一度開花させたい、そんな気
持ちを実現するためのポイントを紹介します。
夏越しをさせたい株は、4月になったら蕾を摘み、花をできるだけ咲かせないようにします。
また、本来、放射状に花茎を広げるアコーリス咲きの種類は3月下旬になると、花茎を立ち上げ始めます。
こうした花茎も蕾のうちに地際から切り取ってください。タネも絶対につけないようにします。
●二重鉢や断熱鉢を使い、明るい日陰に置く
鉢植えのプリムラは、鉢土の温度の上昇により根が腐り、枯死しやすいので、花が終わったら二重鉢などにして、
できるだけ鉢内の温度が上がらないようにします。夏の置き場所は明るい日陰です。
また、コンクリート面に直接鉢を置くと鉢内が高温になるので、台の上にのせるなど工夫しましょう。
●病気を予防し、害虫に注意する
3月中・下旬から灰色かび病が出やすくなります。こまめに花がらを摘み、さらに、チアジアジン剤などを散布して予防します。
気温が上がる5月上旬からは軟腐病が発生しやすくなります。これが夏越しを失敗させる最大の原因となる病気です。
枯れた下葉は早めに除去し、ペノミル剤などを散布して予防します。
庭植えの場合は、春になるとナメクジやヨトウムシなどの害虫による食害が多くなります。
見つけしだい捕殺しましょう。また、周囲の草が伸びると、風通しが悪くなったり、勢力に負けて、株が弱るので、しっかり除草
してください。
●適切な追肥で株を丈夫に育てる
葉を大きく丈夫に育て、夏がくる前に充実した株をつくり上げるために、
5月から6月はチッ素分の多い液体肥料を2週間に1回、水やり代わりに施します。
●無事に夏を越えて秋になったら
9月下旬になったら、日当たりのよい場所に戻し、液体肥料による追肥を再開します。
三要素が同率か、リン酸分が多いものを2週間に1回の割合で水やり代わりに施しましょう。
初夏に使ったチッ素分の多い肥料では、花が咲きにくくなるので気をつけてください。
また、株が大きく育っている場合は、そのままにしておくと葉が込み合ってむれやすくなり、生育状態も悪くなるので、
9月下旬から10月中旬に株分けを行います。下記参照
| 株分け 適期・・・9月下旬〜10月中旬 |
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●1つのポリアンサの花が、黄色からサーモン色、そしてオレンジ色、さらにローズ色へと変化していく……。
今、育種家たちは想像もできなかった領域でプリムラの育種を行っています。
昨年はまだ、世界でたった1株でした。しかし、今年はその子どもたちがたくさん開花する予定です。
育種家たちの夢がまた一歩、現実に近づくことになるでしょう。
店頭に並ぶ日もそう遠くないはずです。
園芸店には、こんな育種家の夢がたくさん並んでいます。不思議な花を見たら育種家たちの
誇らしげな顔を想像してください。
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●冬は室内の日当たりのよい場所て育てる
マラコイデスは、ポリアンサやジュリアンに比べ、それほど寒さには強くありません。
気温の低い時期(3月末ごろまで)は、室内で管理しましょう。日当たりが悪いと花色が薄くなったり、花つきが悪くなることがある
ので、日光がたっぷり注ぐ場所に置いてください。なお、暖房の効きすぎは株を弱らせるので、20℃以上になる場所は避けます。
室内で栽培すると、換気不足により、灰色かび病が発生しやすくなります。日中は窓を開けて、外の空気をいっぱい取り込んでくだ
さい。傷んだ葉や花がらをこまめに取り除くことも、病気の予防に役立ちます。
4月に入ったら、戸外の日当たりのよい場所で管理しますが、花が傷まないように、雨のときには軒下などに取り込むとよいでしょう。
●ポット苗は一回り大きな鉢に植えつける
マラコイデスは主に、4〜5号鉢に植えられた株が鉢花として出回りますが、
3号のポット苗を入手した場合は、季節を問わず、すぐに、一回り大きな鉢へ植えつけます。
●水やりと追肥
鉢土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。2週間に1回は、三要素が同率かリン酸分が多い液体肥料を水やり代わりに施しま
しょう。
●花がら摘みで草姿の乱れを予防する
マラコイデスは、花茎を伸ぼして段状に花をつける性質があります。
そのままにしておくと品種によっては60cm以上に伸び上がり、草姿が乱れることがあります。
3段目まで花が咲いたら、思いきって花茎のつけ根から切り取ってください。新しい花茎が伸びやすくなります。
注意!!
プリムラの中でも特に日光を好むので、日光が十分に当たる窓辺で管理します。多花性のために水分の発散も
多く、水分が不足すると、萎れるので注意が必要。
花は花茎の下段から咲くため、上段が咲くころ、下段がしおれはじめるので、思いきって、花茎ごと切り取ると
再び新しい花茎が出てきます。
高温に弱いので、夏には枯れます。冬でも20度を越える環境になると生育が悪くなる。
●日光不足にはよく耐えます。冬の寒さにはプリムラ類の中では、1番弱いので、戸外栽培には不向きです。
暖房のない明るい室内の窓辺が適します。
耐陰性にすぐれ、多少の日当たりの悪い所でも、花を咲かせます。暑さにも多少強いが、25度をすぎると、
生育が悪くなります。その他は他のプリムラ類と同じ
全てのプリムラで
これだけはやろう・・・・長持ちのポイント
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| 上・・・花が終わったら 花茎のつけ根から とる 下・・・黄色くなったり、 傷のついた葉も 株元から取る |
上・・・花が終わったら 花茎のつけ根から とる 下・・・花房全体が傷んだら 花房ごと、花茎の つけ根から切り取る |
●開花前の管理
種類によって、開花時期はさまざまですが、無茎種の成株では、蕾の出てくる前に古い葉を地際
から切り取ります。冬は葉がなくても生育には影響ありません。葉が繁茂していると花茎が
葉柄にじやまされ、素直に伸びないことがあります。また、葉を切ることによって花を美しく
見せることができます。
●水やり 冬は空気が乾燥するので水切れに注意します。地面が凍るような時期でも、天気の
よい昼ごろに水を与えます。
●肥料 肥料切れにならないよう緩効性化成肥料、または有機質肥料の置き肥を1か月に1回
施します。また液体肥料の千倍液を、水やりを兼ねて2週間に1回程度施すのも有効です。
●開花中の管理
開花中は寒い季節なので、夜間は花が凍って花首が垂れ下がることもありますが、日中に気温が
上がれば元の姿になるので、心配はありません。
●水やり 水切れによる障害が出やすいので乾燥には注意し、晴れた日は寒くても水を与える
ようにします。
●肥料 追肥として液体肥料の朋倍液を水やりを兼ねて2週間に1回程度施します。
●花後の管理
クリスマスローズの花は長く楽しむことができまきますが、花弁が緑色に変色し始めたら
タネをとるもの以外は早めに花茎を切り取ります。
●水やり あまり多く与える必要はなく、土の表面が乾いたら与えます。
●肥料 お礼肥として綬効性の化成肥料を十分に施します。ただし五月以降の施肥は厳禁です。
●花後の花茎切り
| 作業後の株。 すでに新葉が 出ている |
花茎をすべて 切り取ったところ |
できるだけ根元から ハサミで切る |
花が終わった |

本業のタネ屋がお奨めします。
タネからふやす
採種したタネを乾燥させないのがコツ
苗を購入して楽しむことの多いクリスマスローズですが、タネから育てるのも時間はかかりますが意外と簡単です。
5月中旬ごろにはタネが熟すのでとってすぐまくか、ストッキングなどに入れて土中保存して10月ごろにまきます。
大切なのは発芽まで乾かさないようにして、自然の気候に任せることです。
タネまきは、40〜50粒なら5号くらいの浅鉢かプランターに、大量にまきたいときは育苗箱にばらまきします。
まき床の用土には、鉢植えの用土に小粒の軽石を3割程度混ぜたものなどを使用します。
2月ごろには子葉の問に本葉が出てきますので、3号ぐらいの鉢(ポット) に1本ずつ鉢上げし、
秋に5号ぐらいの鉢に植え替えて育てます。
開花まで約3年必要ですが、自分の花が咲く瞬間はワクワクします。 なお、親株とまったく同じ花の苗が欲しい場合は、株分けでふやします。
オンシジュームの開花中〜開花後の管理
●置き場
2週間以内なら部屋のどこに飾っても問題はありませんが、できるだけ暖房の効く
部屋に置くことが望ましいでしょう。しかし、温風が直接当たると花もちが極端に悪くなったり、菅が落ちてしまうことがあるので要注意です。
花後は障子越しやレースのカーテン越しの日光がよく当たるところに置きます。明け方の冷え込みに備えて、
なるべく温度の高そうな部屋に移動させたいものです。最低温度5℃を維持きる部屋なら問題ないでしょう。
●水やり
植え込み材料の表面が乾いてから1〜2日後に、鉢底から水が流れ出るほど与え、
少しでも鉢内の空気が入れ替わるように水やりをします。
●肥料
施しません。
●病害虫の防除
黒斑病、軟腐痛が発生することがあります。黒斑病は春と秋によく発生するので、TPN剤を使用します。
軟腐病は夏に発生しやすいので、予防のためにストレプトマイシン液剤を使用します。
蕾や花にアブラムシがつくこともありますので風通しが悪いところでは春や秋にカイガラムシが発生します。
葉のつけ根にオルトラン粒剤等の殺虫剤を使用すれば駆除できます。
●株分け
薄葉系は、斜め横上方へ新芽が伸びて新しいバルブができるので、鉢から新しいバルブがはみ出し、
根が鉢からはみ出すこともよくあります。このため、小さな鉢に植えると、毎年のように植え直しをしなければならなくなります。
ですから、植え替えというより新しく育ったバルブを中心に株分けするほうがよいでしょう。
1株につき3バルブをつけて切り取り、新芽基部の位置が水ゴケ表面にくるように植え込みます。
斜め上方に育っている株を植え込むには、古いバルブの半分を水ゴケで覆い隠すような探植えを行うことがポイントです。
●花茎を切る時期
花彼の花茎はそのままにしておくと、徐々にしおれて枯れた残がいがいつまでも残ってしまうものです。
花茎の先端まで開花し終わったら、花茎の基部のつけ根から切り取ります
エラチオール ベコニア |
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| 寄せ植えで楽しむ |
長く花を見たい開花中の管理
秋から春にかけては温度さえ確保できれば生育適期といってよい季節です。
この時期は日長が短くても長くてもよく開花します。
●置き場
冬の間長く花を咲かせ続けるにはレースのカーテン越しの日光に1日1〜2時間ぐらい当たる場所が理想的です。
こうした場所がない場合はできるだけ鉢を移動して日光に当てます。
室温は最高25℃前後、最低15℃前後を保ちます。10℃以下になると枯れるおそれがあります。
温度を保つことが難しい場合は、夜間鉢に段ボール箱などをかぶせるのも効果的です。
湿度は50〜100%が理想的です。
●水やり
底面給水鉢の場合は、鉢底の水がなくなれば、水を補給します。底面給水鉢でないものや、
寄せ植えにしたものは、秋から冬は3日に1回、春から夏は毎日1回与えます。
花にかからないように注意し、根腐れを起こさないように少し乾き気味に管理します。
●肥料
購入後早めに綬効性の化成肥料を施します。その後、開花を続ける2〜3か月の間は、液体肥料の1000倍液を
月に2回の割合で施し続けます。
●花がら摘み
花弁の周囲が変色し始めたら早めに摘み取ります。
ふたたび花を咲かせるための
花後の手入れ
夏の高温多湿や冬の寒さは弱い植物ですが、適した環境なら育てることができます。
しかし、一工夫しないと花は咲いてくれません。
花後の剪定を忘れずに
●作業のポイント
すべての花が咲き終わったら、カッターナイフなどで株全体を切り詰めます。
切り詰める位置は、地上から約15cmの高さです。
●作業後の管理
切り口が乾くまで約2週間、レース越しの日光が当たる場所に置きます。
水やりは、切り口や葉の上からかけないように注意します。
●花芽をつける短日処理
短日によって花芽をつける性質があり、12〜3月までは自然に花芽をつけますが、そのほかの時期は短日処理を行います。
方法は、1日の日長時間が9〜10時間になるように夕方5時ごろから翌朝8時ごろまでの約14時間、
段ボール箱などをかぶせます。短日処理後、6〜7週間で開花します。

●スイセンが好む場所と水やリ
スイセンは日当たりと水はけのよい場所という条件がそろえば、栽培が難しいことはなく、
ガーデンでは何年か植えっぱなしにしておくこともできます。水やりも不要です。
コンテナの場合も、日当たりのよい場所(1日に最低4〜5時間以上は日光の当たる場所)に置くようにします。
日光不足になると育ちが悪くなったり、花色が班えなくなることがあります。植え込み用土の表面が乾いたら
鉢底から流れ出るくらい水やりを行います。
コンテナに植えたものを室内で観賞したいときは、品種にかかわらず、蕾がふくらんで大きくなってから室内に入れるようにします。
窓の近くなどに置いて十分日光に当て、時折、無暖房の玄関や戸外に置いて低温に当てると、花を長く楽しむことができます。
●球根自身に栄養がある
スイセンの球根は、ちょうどタマネギのような構造の鱗茎タイプで、葉と茎の両方が肥大したものです。
開花までの養分はその中に蓄えられていますから、一般に開花までの間、追肥の必要はほとんどありません。
ただし、発芽時に液体肥料(N-P-K115-10-5など)を施すと花にボリュームが出ます。
また、ほかの草花などと寄せ植えをしている場合は、それに準じた追肥を施すようにします。
花が終わったらタネとりなどを行わない場合は、球根の力を衰えさせないために花がらを摘みます。
花弁がしおれてきたら、房咲きのものは各花の元から、1茎-花のものは花茎の基部から切るようにしましょう。
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●だんだん花つきが悪くなる理由
庭植えの球根は3〜4年植えっぱなしにしておけますが、周囲の植物が大きくなったり、
葉が茂りすぎたりしてスイセンの植え場所が日陰になってしまい、日光不足で球根が育たず、
花数が減ってしまうことがあります。また、ふえた球根が土中で込み合って太れず、花つきが悪くなることもあります。
●肥料を施して葉を育てる
花が終わっても、葉は切らずに残し、液体肥料(カリ分の多いもの)を週に1回、葉が黄色く枯れるまで施し続けます。
このとき、油かすなどチッ素分主体の肥料を施すと、球根が腐りやすくなったり病気にかかりやすくなったりするので避けます。
●堀り上げて分球。上手に保管
庭へ植えつけて3〜4年たつと地中で球根が込み合ってくるので、葉が黄変する6月以降を目安に掘り上げます。
花が咲かなくなってしまった球根は、その中に花芽が形成されていないので、その年の開花は期待できず、
翌年から開花するでしょう。コンテナの場合も2〜3年植えたままにしておけますが、
密植している場合は毎年掘り上げる必要があります。
掘り上げた球根は日陰の風通しのよい場所で乾燥させたあと、土、枯れ葉、根などを取り除いて分球し、
網の袋などに入れて風通しのよい日陰に吊るして、秋まで保存します。
保存中に軟腐病にかかる場合があるので、掘り上げたらすぐにベノミル剤などの薬液に1時間程度浸し、
そのあと乾燥させると、より安心です。
早春を告げる、可憐な恋占いの花
みなさん、知っていますか?
マーガレットはヨーロッパの少女たちに、恋占いの花として愛されている花だということを……。
花言葉には「恋を占う」、「真実の愛」などがあります。まさしくマーガレットは、恋する花なのですね。
可憐なマーガレットは、これまで切り花として利用されてきましたが、最近は早春を告げる代表的な鉢花として、晩秋から春にかけ
て花屋さんに並ぶようになりました。マーガレットといえぼ、一重咲きの白色が広く知られていますが、
黄色やピンクなどもあります。また、八重咲きや丁字咲き(花の中心が盛り上がるタイプ)などもあります。
さらに品種が豊富になったばかりか、花もちもよく、連続して開花したり、耐寒性に優れたりと、たいへん育てやすい品種がふえてきました。
マーガレットを鉢植えや花壇植えにし、大株になるまで育てれば、より丈夫になりますし、いちだんと魅力的になります。
日本の気候や風土に合う、育てやすい品種の実現
マーガレットの美しさに魅了された育種家たちは、今までに見たことのない花を、小さくて愛らしい花を、夏の高温多湿に強い品種
を、と願い、長年にわたり夢をかけてきました。その夢は、今、現実にかなえられました。
マーガレットの原産地は、大西洋に浮かぶ大小13の島々からなるカナリア諸島です。
海浜に自生していたために、潮風には強いものの、寒さには弱いという牲質でした。
やがてヨーロッパに渡り、フランスを中心に品種改良されていきます。
日本へ導入されたのは明治時代末期のこともくしゅんぎくです。
和名は「木春菊」といい、シュンギクに似た木、という意味でつけられたようです。
白く清楚な花は、私たち日本人の心に親しみやすく、溶け込んでいきました。
育種家たちは、日本の気候や風土に合うよう、在来種とほかのマーガレットやシュンギク、
シャスターデージー、キクなどの近縁種との交雑による品種育成や、外国品種の導入などを行ってきました。
今回紹介するマーガレットは、まさに育種家たちの夢の結晶です。
その、きれいな花を咲かせるには、ちょっとした秘訣があります。そして、上手に管理すれば花つきもよく、長期間楽しむことができます。
冬の寒さと、夏の高温多湿に気をつける
●わい化剤散布苗
購入時の苗は、
草姿の維持を目的に多少倭化剤が散布されている場合があります。春になって暖かくなると、綾化剤が
切れて、草姿が急にばらつき始めることがあ
ります。そのようなときは、摘心をこまめに
行って株の形を整えます。
●置き場
厳寒を嫌うので、鉢上げした苗は、暖地では5℃以下にならない場所で管理します。
寒地では明るい室内で管理します。また、高温多湿を嫌うので、夏は風通しのよい場所で管理します。
●肥料
冬期は、植えつけ時に施した緩効性肥料だけで過ごします。
緩効性肥料は2〜3か月で切れるので、その後は、液体肥料の1000倍液を2週間に1回施します。
チッ素過多になると花数が減ります。リン酸やカリの割合の多い肥料を施します。
●病害虫の防除
柔らかい茎の先にアブラムシが発生することが多々あります。
見つけたら早めにアセフェート粒剤などの殺虫剤をまきます。
また、下葉枯れが目立ってきたら殺菌剤をまきましょう。

| 家庭菜園 | 種蒔き・・・トンネル栽培すれば 大根・小松菜・ほうれん草 こかぶが蒔けます |
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| 家庭果樹 | 柑橘類の防寒・・・マイナス3度以下 になると、オレンジ、夏みかん 温州みかん、かぼす等にコモを かけ、季節風から守ります。 柿の剪定や粗皮削り |
マシン油での カイガラ虫防除 50倍とする 石灰硫黄剤で 予防 |
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春から秋にかけて活動していた害虫の多くは、冬の問は寒さに耐えるため、卵やさなぎの形で
越冬します。また、成虫のままで樹皮の割れ目,またや枝の叉の部分、落ち葉の葉裏などに潜んでい
るものもいます。
病原菌も冬の間は寒さに耐えて、幹や葉、あるいは落ち葉の陰に潜伏していて、春になると
一斉に発生してきます。冬の間に越冬中の病害虫の防除をしっかりとしておくと、春以降の発
生を少なく抑えることができます。
越冬害虫のうち、手で取り除きやすいのは、ユキヤナギなどにつくツノロウムシ、
カメノコロウムシ、ゲッケイジュなどにつくルビーロウムシなどの大型のカイガラムシです。
白いろう状あるいは赤色の物質で身体が覆われていて、冬も枝についているので、
手袋をした手で取り除きます。
サクラなどにつくウメシロカイガラムシやマルカイガラムシなど、カイガラムシの多くは
枝の表面に平べったくなってついています。集団でついているので、へらのようなもので簡単に
そぎ落とすことができます。枝の表面の色が一部分変わっていたり、少しふくらんだ感じに見
えたらカイガラムシを疑い、そぎ落としてみてください。アブラムシは種類によって成虫や卵
で越冬します。卵は見つけにくいのですが、手でつぶして取り除きます。ミノムシも冬は発見
しやすいので手で取り除きます。
洋ランの注意点!!
園芸店やガーデンセンターに洋ランの鉢がずらりと並び、あちこちで洋ラン展開催のニュースが聞かれるようになってきました。
ギフトでいただいたり、洋ラン展で買ってきて、初めて洋ランを育てようという方も多くなります。
ところが、「洋ランも、鉢に入ってるから鉢花・草花と同じ扱いでええやろ」と決めつけている方がけっこういるようです。
初心者にとっての洋ラン栽培の失敗は、ここから始まります。
いろんな園芸店の店員さんにお話をうかがってみたんですが、皆さん、洋ランを買い求めるときに必ずこう聞くそうです。
「冬はできるだけ控えめに」と模範解答を伝えると、不満げに「ほな、肥料はどうするん?」。
「特に冬場は必要ないですよ」と答えると、いよいよ顔を曇らせて、そんなことはないはずだと、
決まって肥料と水受け皿を買っていくんだそうです。
心当たりはありませんか?何か世話をしないと気がすまない。
ある店員さんは、「皆さん、土がご飯、肥料がおかずと思てるみたいですね」と苦笑していました。
冬の洋ランを、春や夏の鉢花と同じ感覚で育ててはいけません。
それで枯れないのはシンビジュームぐらいです。しかし、そのシンビジュームも葉ばかり茂ってちっとも咲かなくなります。
「冬は部屋が乾燥してのどが痛い。洋ランものどが渇いて、かわいそうやな」と冷水をたっぷり与えていると、
シンビジューム以外の洋ランは間違いなく根腐れを起こして枯れてしまいます。
肥料も、冬場は食べられる時期ではないので、たくさんの食べ残しが発生し、根を傷める結果につながります。
鉢花と勘違いしている人は、花が終わったら、鉢ごとポンと外へ出す。洋ランは寒がりだという考えがないんですね。
霜が降りる極寒期に戸外に放置されると、これでほとんどご臨終です。
絶対に草花感覚で花壇に植えたりしないでください。開店祝いでいただいた洋ラン(ファレノプシス、デンファレ、カトレアなど)
を、花が終わったからといって、店舗の前の花壇に植えつけている風景……。見かけても何もできず、
見て見ぬふりしている自分に対して、自責の念にかられます。
「土なんか買わへんでも、そこらへんにあるのん、使ったらええやんしと、鉢の用土に庭土を使う人もいますが、
これも絶対にアカン。
「水はけも水もちもよい用土?そんなん矛盾してるやん」という人がよくいますが、
洋ランの故郷はどんなところか知っておくと栽培のヒントになります。
洋ランの多くの種類は、熱帯から亜熱帯地方のジャングルで樹木の枝や幹にくっついて(着生)生活しています。
スコールは来てもすぐに去り、樹上ですから水はたまりません。
洋ランは雨で湿った樹皮から水分を取りながら、成長していきます。
最もポピュラーな植え込み材料は水ゴケですが、高価でもったいないというなら、
草花に使った残りの鉢底土や軽石(ゴロ土、日向土)で植え替えてもよいでしょう。
硬質鹿沼土の大粒か中粒でもかろうじて代用できます。
3月下旬から徐々に日光に慣らして外へ出し、夏はジャングルのように木もれ日程度の日光が
当たるように。晩秋以降はまた暖かい室内で育てます。洋ランを戸外で育てられるのは、
子どもの日から体育の日までですよ!