ガーベラ | ゼラニューム | ボタン | マーガレット | シャクヤク |
●なぜ株分けやさし芽が必要か ガーベラは、12〜14℃以上あれば1年中生育して、休むこ
となく花を咲かせる性質をもつています。しかし、根の生育が早いので、鉢植えのガーベラは
すぐに根詰まりを起こし、花つきが悪くなってしまいます。そこで、植え替えて根が伸びることの
できるスペースをつくつてやったり、株分けやさし芽を行うことによって、株を若返らせて再び生育を
活発にさせることが必要になります。
●庭植えの場合 冬の間、池上部が枯れていますが、春になると萌芽します。
こうした株も、萌芽前に株分けを行うことによって元気のよい株に生まれ変わります。
3月に植え替えや株
分け、さし芽を行っておけば、5月には美しい花を咲かせ始め、楽しむことができます。
株分け |
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●鉢から抜く。根詰 まりを起こして いる。 |
●土を落として芽 の数と位置を 確認1株を2〜3芽 に分ける |
●3株に分けられた | ●用土を入れる |
●新芽が埋まら ない程度にの 深さにする。 |
株分け
●作業の必要な棟 乗数ばかりが多くなって花つきが悪くなった株は、1株を2〜3芽ずつに分けましょう。
t株分けの方法
●適期 10℃以上の温度があれば、いつでも行えます。しかし、まだ温度が低い春先に行うのが、
傷みも少なくてよいでしょう。
株分け後の管理
●置き場 作業後7〜10日間は、15〜20℃を保てる明るい日陰に置きます。その後は、
十分日光が当たる場所で管理します。
●水やり 鉢土の表面が乾いたら、鉢底から抜けるほど十分に水を与えます。
●肥料 10〜14日おきに、1000倍に薄めた液体肥料を施します。さらに、2〜3か月おきに
緩効性化成肥料を4号鉢で2〜3粒施します。
植え替え
●作業の必要な株 根詰まりしていても、まだ芽数がそれほど多くない株は、一回り大き
い鉢に植え替えてやります。
■植え替えの方法
●適期 10℃以上の温度があれば、いつでも行えます。根詰まりを起こして花つきが悪くなったものは、
すぐに植え替えてやります。
■植え替え後の管理
株分け後の管理に準じます。
ガーベラを1年中咲かせるには最低気温は10〜12度が必要
・ガーベラは寒さに強く、0度以下でも耐える事が出来るが、3〜6度で生育を始めます
10〜12度以上で1年中咲きます。
長く花を楽しむ方法
1.置き場所・・・・大変光を好みます。日光によく当たる所に置く。
冬期や夜間10度以下になる時は、室内に入れ、10〜12度を保つ
2.水やり ・・・・・根腐れを起こしやすいので、用土が乾いたら水を十分与える
3.肥料 ・・・・・肥料大好き。液肥500倍を1週間に1度与える。
4.葉かき ・・・成育が旺盛で葉数が多く成りすぎると、花芽が発達せず、途中で
枯れてしまうことがあります。これを防ぐために、葉数を20〜25枚に
調整してやる必要があります。これを葉かきといいます。
外葉や黄化した葉から取り除く。
5.植え替え・・・・・ガーベラの根の伸長はきわめて早く、3ヶ月に1度は植え替えを
行わなければ、根詰まりを起こします
ゼラニューム
生育適温 20〜25度 日当たりは大好き・ 過湿に弱い ・ 多肥は花が咲かない を守れば誰でもOK
ゼラニュウムは茎が伸びながら、その先、先に花をつける性質がある為、そのままでは、丈が伸び過ぎ、花も
小さくなります。よい花を咲かせるために、切戻しが必要です。冬以外いつでも行います。
●茎が伸びて、草姿が 乱れた株。 |
●芽の出ている、すぐ上で、 切る。 芽から離れた所で 切ると腐りやすい。 |
●枝の出ている、すぐ上で切る。 枝から離れた所で切ると腐りやす い。 |
●芽も枝も出てなければ、葉のすぐ 上で切る。離れた所で切ると 腐りやすい。 |
●枯れている枝を切る |
1年に1回植え替えが必要になります。
時期は 10月か3〜4月が適期です。
ゼラニュウムは多年草ですが、良い花が咲くのは、2〜3年です。それ以上たつと、株が老化しますので、株を更新します。
更新は挿し木が一般的です。適期は9〜10月ごろです。
その方法を説明します。
●展開葉を4枚 付けて、節の下 で切る |
●一番下の葉を 2枚切り取る |
●花茎を切り 取る |
●蕾もあれば、 切り取る |
●肥料分のない 土に、鉢の 外周に沿って 挿す。 |
●腰水をして、 発根するまで 乾かさない。 挿し木後 15〜20日で 発根するので、 植え替え |
豪華な花を咲かせる5大ポイント
剪定は春と秋の2回・・・・花後に花首のみを落とします。その後、わき芽が見えたら、基の数節を残し
他の芽を書き取る。葉が枯れてきたら、残した芽の3cm上で枝を切る
肥料は多めに施す・・・・・・花後すぐに。
9〜10月に冬越しに備え
2月に春からの成長のために
日当たりが大好き・・・・・・日光不足では花をつけません。庭の中で一番日当たりのよい所に植える。
鉢植えでも、同で、日当たりのよい所に置く。
排水をよくする ・・・・・・・高温多湿で根腐れを起こす。暑い地方では、水はけが最大のポイント
庭植えでは、盛り土で植え、鉢植えは、水はけのよい用土で、植える。
植え替えは厳禁 ・・・・・・・庭植えは、移植はダメです。どうしてもという時は、出来るだけ、根を切らず
大きく掘り取ります。鉢植えの時も出来るだけ、植え替えず、鉢が小さく
なり植え替える時も、太い根は切らない様にする。
植え替え時期は 10月です
花が終わったら、来年への準備をしましょう。そのままでは、木質化してきます。
挿し木をして、更新していきましょう。マーガレットは高温多湿と寒さに弱く、この時期を
苗の状態で、過ごさせると、うまくいきます。夏は木陰で、冬は室内で管理すれば、
楽々です。その為にも、挿し木に挑戦しましょう。
●固くなってない、 部分を挿し穂とする。 5〜10cmとする |
●下葉を取り、水の蒸散 を少なくする。 1時間程水あげをする。 |
●きれいな土を用意する 水を十分やる |
●挿し穂をさす |
●上からポリ袋等で 覆い湿度を保つ。 1〜2ヶ月で発根する |
開花株の管理
日光を好みます。日中はなるべく、戸外にだし、直射日光をあてます。
水切れに弱く、何回か水切れすると、先端の葉が枯れてきますので、注意が必要です。
開花中も肥料を切らさず、リン酸分の多い液肥を2週間に1度はやる。
咲き終わった花は、基部から早目に取り除く。
シャクヤク
シャクヤクのポイントは、植付け、株分けの適期を守ること。9月中旬〜11月上旬までに済ませる
鉢植え・・・植え替え時に株を殖やしたい時に行います。
庭植え・・・なるべく行わない
●根鉢から古土をすべ て落とす 根を傷めない様に |
●茎は全て根元から 少し残して切る |
●刃物を使い株を 切り分ける |
● 2株に分ける |