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ペチュニア グロキシニア デルフィニューム フクシア ブーゲンビレア
ジャーマンアイリス


 ペチュニア
ペチュニアは大部分はタネから育てます。しかしそのタネは微細で育苗に2〜3ヶ月かかります。
ここでは、簡単におこなえる
挿し木の方法を説明します
火をあてたナイフで、花つけてない芽の先を穂にします。5〜 7cmに切る 右は切った挿し穂。左は下葉を取る。 1時間程水あげし、発根促進剤をつける 清潔な土に挿す 深さ2〜3cm、間隔は葉がふれあう程度にする 水をたっぷりやる。日にあてないようにし、1ヶ月で発根
する


                         ペチュニアをうまく育てる3ヶ条
   ・日照は十分ですか
       日当たりのよい所に植えます、ペチュニアの弱い点は、長雨に当たることです。雨が避けられ
       日当たりがよい所がベストです。
   ・追肥はしていますか
       肥料切れ,特にチッソが不足すると、芽の伸びが悪くなります。元肥だけでは、不足し追肥が
       必要になってきます。週1回液肥をやり、肥料切れをおこさぬようにする。
   ・おもいきって、切り戻していますか
       茎を伸ばしながら、葉の付け根に花をさかせます。草丈が伸びて、株元の通気が悪くなると、
       下葉が枯れ上がり株の中心に花がなくなります。そのようになったら、切り戻しをして、茎の元に
       近い所から分枝をさせ、株の再生をはかります。

                        切り戻しの方法(7月上旬〜8月下旬)

切り戻しをした法が
よい株
株元の葉が枯れて
姿がみだれている
まだ元気な葉のある
節の上で折りとる
ハサミより手で
折る
だいたい1/3位にす
る。8月までに終わ
れば秋に満開になる



                                     グロキシア


置き場所

開花株を購入したら、直射日光をさけ、レースのカーテンごしの場所におきます。あまり暗い所では
花つきが悪くなります。あまり高温も好きではありません。適温は25度〜20度です。
30度以上では花つきが悪くなります。15度以上あれば、生育し開花します。

水やり
地下部は塊茎になっていますので、乾燥には、強いから、水の与え過ぎに注意する
開花中の株には、花や葉にかからぬように、水をやる。

四季を通じて花を楽しむ
初夏に購入した、開花株は、しばらくすると、花芽がでなくなります。このままでは、休眠して、来春まで花は
咲きません。そこで、四季を通じて、花を咲かせたい。その方法は

植え替えて、3ヶ月後に開花
     花後に地上部を切り取って、植え替えをすると、株によい刺激を与えて、植え替え後3ヶ月で花が咲きます
      但し温度が低いと開花は遅れます。15度以上であれば、いつでも可能です。適期は5〜9月です
葉ざしをして、6ヶ月後に開花                                                                      成熟した葉を選び、葉柄はなるべく長く残して切ります。これが発根して開花するまで、6ヶ月かかります。
     たくさんの苗を作る時はとても便利です。15度以上であれば、いつでも可能です。適期は5〜9月です
     挿し木したものは、日陰に置き、乾燥せぬよう注意する。1〜2ヶ月で発根します
     上記のペチュニアの挿し木を参照



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 デルフィニューム

開花株の管理(5〜6月)
    鉢植えは、日当たりのよい所に置く。水切れに弱いので、土が乾いたら、十分に与える。
    液肥を週1回与える。
    庭植えは3月に苗を植え、6月に開花する。花は雨でも傷まず、管理しやすいが、風で
    花穂が折れない様にする。

開花後の管理
    花が先端まで、咲き終わったら、花穂の元で切り取る。その後、地際から新しい芽が
    出たら、残っていた、茎や葉を地際近くまで、切り戻す。新芽が伸びて、1〜2ヶ月で
    2番花が咲く

秋の種蒔き
    秋に種から育てると、確実に花が咲きます。
    9月下旬〜10月が適期
    移植を嫌いますので、ポットに直に蒔く。2〜3週間で発芽します。このまま時々液肥を
    与え、日当たりのよい所で、霜をよけ、冬越しします。
    2月下旬〜3月に花壇や大鉢に静かに移植します。順調に育てば、5〜6月に開花


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 フクシア


熱帯の原産であるが、夏の高温多湿を嫌う。風とうしのよい、半日陰で夏越し出きるかが、最大のポイント
である。
春さきから、開花(5月〜7月)までに、日によくあて、水と肥料を十分に与える。開花の1ヶ月前まで
4〜5節伸びるごとに、摘心を繰り返すと、脇芽が出て、花数が増えます。
殖やし方・・・挿し木をする。2〜3芽付け、5〜6cmに切り挿し穂とする。時期は3〜4月か9月が適期。
        3〜4月に挿し、乾燥させずに、管理すれば、1ヶ月で発根する。早ければ、6〜7月に開花する
植え替え・・・3月下旬までにする。
夏は涼しい、木陰に置き、冬は室内の明るい窓際に置く。うまく夏越しすれば、年々大きくなり、豪華になる。


                                       ブーゲンビレア

置き場所
日光大好きです。戸外で直射日光に当てる。室内では、光線不足になり、落花する原因となる。
どうしても、室内に置く場合は窓際の半日以上日の当たる所に置く。

水やり
開花中は水を十分やる。中途半端な水やりは、蕾や花が萎れ、よくない。

肥料
施しません。

年2〜3回咲かせよう
花は1ヶ月程度楽しむと、次第に枯れてきます。この後の管理が大事です。
花が終わったら、新芽が伸びだします。この新芽を大事に育てます。戸外に出し、直射日光に十分
あてます。光線不足では、花は咲きません。
新芽が出るまで、十分に水をやる。新芽が伸び出てから、1〜2ヶ月したら、その枝に花が付くように
咲かせたい10週間前から、水を控えます。この時期の水やりは、新芽が萎れたら、少し与える程度と
する。そうすれば、新芽に花が見えてくるので、この状態になったら、普通の水やりにもどす。
そうすれば、やがて、開花する。
肥料は緩効性のものを、少し与える。

殖やし方は挿し木で行う。時期は4〜5月  発根率はあまり高くないので、多めに挿す。
2ヶ月で発根する。
植え替えは4〜6月ごろ行う。3〜4年に1度でよい。

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 ジャーマンアイリス


アヤメ科の宿根草です。日本のアヤメ、カキツバタ、ハナショウブとは同じ仲間であるが
育て方は基本的には違います。

開花株の管理
    ・多湿を大変嫌います。明るく、風通しのよい、場所に置く。
    ・水は庭植えでは、不要です。鉢植えでは、土が乾いたら与えます。
    ・花茎は完全に枯れたら、根元から切り取ります。
こうすればうまくいく
     ・球根は植えるより、置く
・・・・チューリップやユリのように、深く植えない
                            球根の半分位が土から出ている浅植え
      ・チッソ肥料を控え、カリ肥料を施す。
      ・植え替えと株分け・・・植付け後2〜3年は植え替えの必要はないが、それ以上になると
                    株が大きくなり、密植状態となるので、植え替え、株分けが必要になる
                    株分けしたものは、2週間ほど陰干しして乾燥させて、植付けます。
                    この時連作は避け、別の所に植える。
      ・乾燥には、強い植物です。庭植えでは、水は必要ありません。鉢植えでも、余程乾燥する以外
       は必要ありません。むしろ、雨よけをする必要があります。
       湿気を好む、アヤメ、カキツバタ、ハナショウブとは、違います。

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